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●2018年9月1日追記●
利便性を考えてこのたび新規ブログを作成しました。

ゴブリン日記
https://mtg-life.net/


作成から日が浅いのでまだまだ至らない点ばかりですが、どうぞよろしくお願いします。
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MOで妙に多いチェコパイル（以下、4cレオヴォルト）

4cレオヴォルトとは、エルドラージの隆盛や統率者2016でのレオヴォルトの登場、いつまで経っても王者に君臨しているミラクルへの回答として、去年後半にいつの間にか生まれていたデッキです。

●メインボード
4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4 《悪意の大梟/Baleful Strix》
3 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》
1 《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》

4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《思案/Ponder》
4 《意志の力/Force of Will》
2 《対抗呪文/Counterspell》
2 《思考囲い/Thoughtseize》
2 《致命的な一押し/Fatal Push》
2 《突然の衰微/Abrupt Decay》
2 《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》
1 《稲妻/Lightning Bolt》
1 《毒の濁流/Toxic Deluge》
2 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
3 《Tropical Island》
3 《Underground Sea》
2 《Volcanic Island》
1 《Badlands》
1 《島/Island》
1 《沼/Swamp》

●サイドボード
3 《悪魔の布告/Diabolic Edict》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
1 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《紅蓮破/Pyroblast》
1 《赤霊破/Red Elemental Blast》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1 《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》


見ての通りメタゲームにマッチした優秀なカードを詰め込んだだけの中速コントロールです

メタデッキとして生まれたためレガシーにしては珍しいデッキコンセプトや明確な強みが分かりづらいデッキで、初見ではBUG CascadeやGrixis Delverのなり損ないの紙束のようにも見えます。

自分も最初は、あくまでメタに特化しただけの中途半端なデッキ、という印象を持っていました。（CABJACEみたいにいつのまにか消えるだろー的な）

そのため独楽の禁止（ミラクルの退場）と共に環境から姿を消すかと思いきや・・・その独特の粘り強さを武器に新環境でもTier1として元気に活躍しています。


中速かつドンデン返しや即死コンボも無いデッキということで、本来ゴブリン的には一番勝たなければいけないタイプのデッキです。

ところが実際にやってみるとこれが意外にも勝てません。

今回はそんな4cレオヴォルトについて、勝てそうで勝てないもどかしさがよく現れている対戦があったので久しぶりに動画にしました。


【MTGO Legacy】2017.07.08　4cLeovold VS Goblin Game1
https://www.youtube.com/watch?v=HQTcM12c2hI&feature=youtu.be

【MTGO Legacy】2017.07.08　4cLeovold VS Goblin Game2
https://www.youtube.com/watch?v=BAHDgUpIiA8&feature=youtu.be

【MTGO Legacy】2017.07.08　4cLeovold VS Goblin Game3
https://www.youtube.com/watch?v=dDZp5SCTN5c&feature=youtu.be

※ちなみに、これに負けたせいで5-0逃しました　　レオヴォルトウザすぎわろたｗ

Game3
Youtube 動画時間　4分26秒
https://www.youtube.com/watch?v=wR7mZq50GDw&feature=youtu.be

相手がTundra1枚で止まった時点で勝利を確信したのですがそうは上手くいきませんでした。

・Will
・焼却者のサイクリング
・稲妻の無駄撃ち
・後手ドロー

マナアドバンテージだけでなく、これらハンドアドの差でこちらは4枚分得をしていたのですが、そんなこと全く関係なかったようです
(^o^)

※市長の塔を出し渋ったのはミス

Game1
Youtube 動画時間　1分36秒
https://www.youtube.com/watch?v=rELRNLzPg5A&feature=youtu.be

相手は2枚あるのが分かっている薬瓶の1枚目を敢えて打ち消して仮に看守を引かれても棘鞭使いを間に合わなくさせるプランだったようです。これは上手い。おそらく相手は初手の時点でゲームに勝つまでの道筋を完璧に描いていたと思われます。
しかしゴブリン側はギリギリのところでベストカードの魂の洞窟をドロー。続く騙し打ちからエムラクールにも看守→不毛と神トップを連発。相手もまさか騙し打ちからエムラクールを走らせた３ターン後に自分が死ぬとは予想だにしなかったことでしょう。いつもこうだとラクなんですけどね。


Game2
Youtube 動画時間　1分44秒
https://www.youtube.com/watch?v=zuYzykNIJ8Q&feature=youtu.be

相手は最初からショーテルを2枚持っていたようです。普通、こちらの棘鞭が見えている状態でショーテルを打つ場合はショーテル→騙し打ち→ペタル→エムラクールorグリセル、と動くのがセオリーですが、今回は違ったようで。
対スニーク戦において、稲妻造り師で棘鞭を派遣することは極稀にありますが、今回のように相手のプランを完全に潰す形でここまで完璧に嵌るケースは滅多にありません。この手のゲームは後学の為に非常に勉強になるので保存しておいてよかったよかった。


蛇足

【禁止改定】2014年7月7日(月)　DCI禁止制限リスト告知予想
http://aiueoaiueo.diarynote.jp/201407042010027795/

↑コレ来週でした。　(´Д｀)ﾊｧ…

Youtube 　動画時間　1分58秒
https://www.youtube.com/watch?v=8xAUD3IgiGA&feature=youtu.be

TeamAmericaはRUGのマングースの枠が死儀礼になっているのに加えてメインボードのピン除去は突然の衰微しか入っていません。したがってG1は火花鍛冶や溶岩使いといったシステムクリーチャーが盛大に刺さります。

こちらの場が火花鍛冶と山だけになった時は流石に詰んだかと思いましたが、事前にタルモを火花鍛冶で除去できていたので場を立て直すだけの猶予がありました。

中盤以降の都合良い連続土地トップが無ければ負けていたことでしょう。

Game2
Youtube 　動画時間　2分48秒
https://www.youtube.com/watch?v=AjXhqdXcCJk&feature=youtu.be

破棄者が全く仕事をしなかったので優位に立ち回れました。

ゴブリン相手の破棄者は他のデッキと比べると刺さるシーンが限定されていて、また、タフネスが1なのでどのゴブリンとも相打ちしてしまうので強いシーンは少ないですね。2体目の破棄者が焼却者ではなく名手を指定したのはG1を名手で逆転されていたからだと思われます。

また、相手側のミスが目立つのはこのR4が既に3-0からIDしていたからでしょう。

Game1
Youtube　動画時間：2分
https://www.youtube.com/watch?v=Q6OiJqFee2w&feature=youtu.be

相手は死儀礼からのスタートでしたが、こちらは最悪のパターン（衰微→不毛）を想定してフェッチから置きました。これが功をなしたのか、祖先の幻視2枚の待機明けを許す前に何とか押し切ることができました。そういえば、薬瓶を一度も起動していませんでしたね。相手のプレイングが浮ついていた所につけ込むことができました。

Game2
Youtube　動画時間：1分31秒
https://www.youtube.com/watch?v=Nhmy95FLEbk&feature=youtu.be

さすがBUGCascadeです。アドの取り方がハンパない。中盤までは向こうの独壇場でしたが、クレンコと群衆追いの合わせ技がそれを上回りました。Goblin視点で対BUG Cascadeを考えるとき、首謀者ＶＳ工作員のアド勝負の形に持ち込んでも勝てる見込みは少ないのでナチュラルドローで群衆追い→クレンコの流れを作れたのは運が良かったですね。

Game2
Youtube　動画時間1分
https://www.youtube.com/watch?v=ogD-OWbP-6o&feature=youtu.be

先手、後手の差が分かりやすく出た例。テンポデッキのお手本ともいえるような動きですね。

Game2
Youtube 　動画時間1分2秒
https://www.youtube.com/watch?v=b0bcoq7Ar-w&feature=youtu.be

ゴブリン視点からすると死儀礼の1/2というサイズが見事に癌となっていますね。1日を通してこういうゲームばかりだと煽動者タイプにしてペンデルヘイヴンをガン積みしたくなります。結果論かもしれませんが、T2に従僕＋焼却者で死儀礼を除去すべきでした。（完全にテンポ損ですが）

※投げるのが早かったのはフリープレイだったので。また、自分、相手、共にプレイにヌルい部分があります。

Game2
Youtube　動画時間58秒
https://www.youtube.com/watch?v=kyWOin4Ay4c

G1は普通に負けたのでG2からになります。ゲーム自体は動画最初の30秒で終わります。相手の残りハンド3枚は果たして何だったのでしょうか？

Game3
Youtube　動画時間1分9秒
https://www.youtube.com/watch?v=LHoRkrMDyBo

55秒のドローは震えました。戦長はデッキに2枚しか入れてなかったので、ここで引ける確率は1/50。こういうことあるからMTGは面白いです。
相手が投げるのが若干早かった気もしますが、DEがあるのではしょうがない。

※フリープレイなので自分、相手、共にプレイにヌルい部分があります。

Youtube　動画時間　1分17秒
https://www.youtube.com/watch?v=-xCwB1il0Ww&feature=youtu.be

●Game1
火花鍛冶よりもタール火の方が強かった疑惑がありますが。

石鍛冶がエンドに殴打頭蓋でなく火と氷の剣を出して、除去られた返しで母プレイ→装備と動かれていたら勝負はまだ分かりませんでした。

●Game2
漸増爆弾→薬瓶というテンポの悪い動きが勝敗を分けました。

※フリープレイなので自分、相手、共にプレイがヌルい部分があります。