【モダンホライゾン】宝石の手の焼却者のリメイクが登場!その名もMunitions Expert(砲弾の熟練者)
【モダンホライゾン】宝石の手の焼却者のリメイクが登場!その名もMunitions Expert(砲弾の熟練者)
宝石の手の焼却者の再録は無かったけどリメイクが登場!
人々がずーーーっと昔から求めていたCIPダメージゴブリンが遂に現実のものに

ホント最近のゴブリンageは一体なんなんだ・・・たまげたなぁ・・・


https://mtg-life.net/archives/MunitionsExpert

【灯争大戦】ゴブリンの熟練扇動者、軍勢の戦親分に次ぐ第三のラブルマスターが登場!その名もブリキ通りの頭目、クレンコ(仮)!
【灯争大戦】ゴブリンの熟練扇動者、軍勢の戦親分に次ぐ第三のラブルマスターが登場!その名もブリキ通りの頭目、クレンコ(仮)!
期待の新人、軍勢の戦親分。まさかの半年で戦力外通告の危機

搭載歩行機械→歩行バリスタですら1年半の期間があったのに、わずか半年で同型カード出すとは・・・

開発の本気たまげたなぁ・・・



https://mtg-life.net/archives/new-krenko
【ラヴニカのギルド】削剥をリメイクしたゴブリンが登場!その名も《Goblin Cratermaker》
【ラヴニカのギルド】削剥をリメイクしたゴブリンが登場!その名も《Goblin Cratermaker》
昨晩はほとんど寝ずに記事を書いてしまいました。

【ラヴニカのギルド】削剥をリメイクしたゴブリンが登場!その名も《Goblin Cratermaker》
https://mtg-life.net/archives/goblin-cratermaker


以前から「燃えさし運びってプレイヤーに飛ばなくていいからシングルシンボルにならないかなー」なんて思っていたのですが、その予想を遥かに上回るモノが刷られてビックリしました。何故かエルドラージに触れる点に至ってはもはやオリカの域。



いやー、本当に最近小暮くんの画像引用が止まらない・・・
【ラヴニカのギルド】突然の衰微のリメイクが登場!その名も《暗殺者の戦利品(仮)/Assassin’s Trophy》!
ゴブリンと直接の関係はないカードですが、面白そうなので昨晩、早朝、昼と頑張って書きました。


【ラヴニカのギルド】突然の衰微のリメイクが登場!その名も《暗殺者の戦利品(仮)/Assassin’s Trophy》!
https://mtg-life.net/archives/assassins-trophy



実はタイトルが前の記事のコピペという・・・

【ラヴニカのギルド】ゴブリンの熟練扇動者のリメイクが登場!その名も《軍勢の戦争親分(仮)/Legion Warboss》!
https://mtg-life.net/archives/legion-war-boss

(ヽ´ん`)
【ラヴニカのギルド】ゴブリンの熟練扇動者のリメイクが登場!!!!!その名も《軍勢の戦争親分/Legion Warboss》!!!!!
【ラヴニカのギルド】ゴブリンの熟練扇動者のリメイクが登場!!!!!その名も《軍勢の戦争親分/Legion Warboss》!!!!!
新規ブログの方にたっぷり書きました。

【ラヴニカのギルド】ゴブリンの熟練扇動者のリメイクが登場!その名も《軍勢の戦争親分/Legion Warboss》!
https://mtg-life.net/archives/legion-war-boss



日本語名については現時点ではまだ出ていませんが、

Legion Loyalist→軍勢の忠節者
Mogg War Marshal →モグの戦争司令官
Krenko, Mob Boss →群衆の親分、クレンコ

以上より、Legion Warboss → 軍勢の戦争親分だと思います。(たぶん)


最近小暮くんの画像引用が止まらない・・・
公式が最新セット、ドミナリアのリリースノートをお漏らし。かなりゴブリン押しのセットな模様!
公式が最新セット、ドミナリアのリリースノートをお漏らし。かなりゴブリン押しのセットな模様!
公式が最新セット、ドミナリアのリリースノートをお漏らし。かなりゴブリン押しのセットな模様!
まさかの公式お漏らし

本日結構な枚数のカードが公開されてしまったわけですが、その中には懐かしいゴブリンたちの姿が!!!


《ゴブリンの戦長》 {1}{R}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・戦士

あなたがゴブリン・呪文を唱えるためのコストは{1}少なくなる。
あなたがコントロールしているゴブリンは速攻を持つ。

2/2


《包囲攻撃の司令官》 {3}{R}{R}
クリーチャー ― ゴブリン

包囲攻撃の司令官が戦場に出たとき、赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンを3体生成する。
{1}{R}, ゴブリン1体を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。包囲攻撃の司令官はそれに2点のダメージを与える。

2/2


《血石のゴブリン》 {1}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・戦士

あなたが呪文を唱えるたび、その呪文がキッカーされていた場合、ターン終了時まで、血石のゴブリンは+1/+1の修整を受けるとともに威迫を得る。(それは2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。)

2/2


《ゴブリンの鎖回し》 {R}{R}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・戦士

先制攻撃
ゴブリンの鎖回しが戦場に出たとき、これは各対戦相手とそのプレイヤーがコントロールしている各クリーチャーと各プレインズウォーカーにそれぞれ1点のダメージを与える。

3/3


《ゴブリンの連射》 {3}{R}
ソーサリー

キッカー―アーティファクト1つかゴブリン1体を生け贄に捧げる。(あなたはこの呪文を唱えるに際し、他のコストに加えてアーティファクト1つかゴブリン1体を生け贄に捧げてもよい。)
クリーチャー1体を対象とする。ゴブリンの連射はそれに4点のダメージを与える。この呪文がキッカーされていたなら、プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。これはそれに4点のダメージを与える。


《不死身、スクイー》 {1}{R}{R}
伝説のクリーチャー ― ゴブリン

あなたはあなたの墓地や追放領域から不死身、スクイーを唱えてもよい。

2/1



現状では新規公開されたゴブリンたちはレガシーのゴブリンデッキには入りそうにありません。
しかし、戦長とギャンコマの再録の加えてメリット持ち灰色熊やボガートの突撃隊を思わせるパワーカードが刷られるという事実はゴブリンファンとしてはかなり興奮します。

現在のゴブリンで一番弱いのは間違いなく女看守なので、ドミナリアではイクサランの相克にいた部族サーチ(軍団の先駆け、連合の先駆け)みたいなパワーカードの登場に期待したいところです。
(ただ、最近の開発の傾向からして普通にゴブリンの女看守を再録しそうな気もするのが怖いんだよなぁ・・・)


プレビューで普通に公開してくれたほうが100倍テンションが上がったと思うとちょっと残念ですが、何はともあれドミナリアを首を長くして待ちたいと思います
【イクサラン】魂の洞窟から「打ち消されない」の一文を抜いただけの部族支援土地、Unclaimed Territoryが登場!
【イクサラン】魂の洞窟から「打ち消されない」の一文を抜いただけの部族支援土地、Unclaimed Territoryが登場!
ソース
『イクサラン』キット・プレビュー
http://wpn.wizards.com/ja/article/preview-your-xln-kits

Unclaimed Territory

土地
~が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
(T):あなたのマナ・プールに(◇)を加える。
(T):あなたのマナ・プールに好きな色のマナ1点を加える。このマナは選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにのみ支払える。


●ゴブリン的にはどう?

Unclaimed Territoryはゴブリン的にはどうなのか?実際に考えてみました。

●サンプルマナベース
5 山
4 魂の洞窟
4 Unclaimed Territory
4 リシャーダの港
3 不毛の大地
1 Badlands
1 Taiga


フェッチに頼らずともブリキ通りとヤスデ団を運用できるようになります。
ただし、タール火や宝石の手の焼却者のための赤マナ捻出に困る機会が増えそうなのでちょっと入れづらいかなーという印象です。
現状でもフェッチを避けたい理由は死儀礼くらいしかありませんしね。
今後、白や青で魅力的なゴブリンが出てくれば日の目を見ることもあるかもしれません。

1点ライフゲインくらいオマケであればだいぶ違ったんですけどねぇ・・・

いやー惜しい!
統率者2017にぜひ収録してほしい、こんなオリカ
今週は公式発表ウィークということで、毎晩様々な情報が発表されています。

公式発表ウィークのお知らせ
http://mtg-jp.com/publicity/0019018/

今晩の禁止改定はレガシーはノーチェンジだったので特に見所無し。
で、気になるのは明日(水曜日)。ここで今後発売される新製品についての発表があるそうです。統率者2017の情報も多分公開されると思うので、仮にゴブリンが選ばれるなら。。。ということでオリカを考えてみました。



前提:ゴブリンに必要とされているカード

2マナ以下で、かつ「相手に干渉できる」or「相手に対応を求める」カード

・3マナはロードと女看守で枠が一杯
・4マナ以上は首謀者、クレンコ、ギャンコマなどで枠が一杯

→ゴブリンは固定パーツが重いところばかり
 なので3マナ以上はよっぽどのパワーカードor既存カードの上位互換でもない限り投入できない。




●新モグの狂信者 R 1/1
~を生贄に捧げる。クリーチャー1体を対象とし、それに2点のダメージを与える

→タール火はプレイヤーに入るメリットよりデメリットの方が遥かにキツいので


●部族の主 ② 2/2
アーティファクトクリーチャー 多相
~が場に出る際、クリーチャー・タイプを一つ選ぶ
選ばれたクリーチャー・タイプを持つ他の全てクリーチャーは+1/+1の修正を受ける

→どの部族でも使える皺だらけの主。2マナロードとはいってもレガシー以下でしか使えないなら問題無いと思います。従僕で死儀礼、石鍛冶をブチ抜きたい。女看守にカード1枚分の働きをしてもらうために


●肉袋のゴブリン B① 2/2
~が場に出たとき、全てのプレイヤーはクリーチャーを一体生贄に捧げる

→巣穴の運命支配は打ち消されたりタルモを大きくしてしまうからこそ弱いわけで、クリーチャーであれば話は別


●躁のゴブリン R② 2/2
~が場に出たとき、アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する

→なぜか無い普通のアーティファクト破壊

●ゴブリンの村 土地
~が場に出る際、ハンドからゴブリンカードを1枚公開してもよい
そうしなかった場合、~はタップ状態で場に出る
T:あなたのマナプールにRを加える
RT:ゴブリン1体を対象にする。それはターン終了時まで威迫を受ける

→炎族の村があるならゴブリン対応の土地があってもいいような。特に威迫はゴブリン・ウォー・ドラムの例からも分かるように、ゴブリンにピッタリの能力なので是非欲しいところです。


●速攻の洞窟 土地
~が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
T:あなたのマナ・プールに(◇)を加える。
T:あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用でき、そのクリーチャーはターン終了時まで速攻を得る

→魂の洞窟の速攻バージョン。今回の統率者は4セットのみ。フィーチャーできる部族は限られます。そこで、選考から外れた部族ファンへのケアという意味で、部族であれば多くのデッキが投入できる汎用性の高いカードがあってもいいような気はします。速攻付与は大抵の部族デッキにとっては1ターン早く殴れる程度のメリットしかありませんが、ゴブリンは従僕や群衆追いに加えてシステムクリーチャーだらけなので、最高の運用ができます。


●ゴブリンの山 部族-ゴブリン
T:あなたのマナプールにRを加える

→部族土地についてはWikiによると
部族・土地の案自体はローウィン開発時にあったものの、ミラディン・ブロックのアーティファクト・土地のような影響力を持つことが懸念されたことなどから実現はしなかったという経緯がある。

とありますが、特殊セット(統率者)であれば仮にやらかしてもスタンへの影響は無いので、試験運用の場にはもってこいです。レガシー、統率者での様子を見て問題が無ければ漁る軟泥のように再録するという手もあるので、ここはぜひ頑張ってほしいところ。むしろ、特殊セット+部族という千載一遇のこのチャンスを逃したら一生刷る機会は無いような気すらします。死儀礼やネメシスみたいなオリカよりずっと現実味があると思うんですけどねぇ・・・




最期の部族土地以外は全部既存カードのリメイクです。

部族カードについては下記の記事等で可能性は低い(もしくは無い)と言われていますが、特殊セットなので何かしら期待したいところ。
http://mtg-jp.com/reading/translated/002192/
http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016021/

そもそも収録部族にゴブリンが選ばれるかどうかも分かってない現状ですが、部族デッキであれば投入を検討できる汎用カードはぜひ刷って欲しいところです。

どうなることやら・・・
【統率者2017】統率者2017が発表!今回のテーマは部族!
【統率者2017】統率者2017が発表!今回のテーマは部族!
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/news/announcing-commander-2017-edition-2017-04-18

今年も『統率者』シリーズが帰ってきます。『統率者(2017年版)』は8月25日発売です。今回は「部族」をテーマに、100枚の構築済みデッキが4つ発売されます。ヴィンテージやレガシーでも使用できるマジックの新カードも、合わせて56枚収録されます。

そう、「4つ」です。これまでは色の組み合わせを元に5つ発売されていましたが、今回はマジックで特に人気を集める面白い「部族」に注目した4つのデッキが発売されるのです!


キタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!



新セットで部族がフィーチャーされるのはローウィン以来実に9年ぶり。

部族はデッキは構築の幅がどーのこーのでストーム値も低かった記憶があったので、今回の発表は本気で嬉しいです。


●統率者2017の販売は4セット。収録される部族は?

マジックで特に人気を集める面白い部族といえば

・ゴブリン
・エルフ
・マーフォーク
・ゾンビ
・スリヴァー

あたりでしょうか。
(白は兵士や人間がありますが、あれは別に人気というわけではないので)

5つなら各色1デッキで簡単ですが、4つとなると偏りが出るのでどう来るか予想できません。
個人的にはマーフォーク(青白)、エルフ(緑黒)、ゴブリン(赤黒)、スリヴァー(5色)あたりを予想していますが、この際ゴブリンさえ来てくれれば何でもOKです。


●統率者2017の新規カードは56枚

で、一番重要なのはゴブリンにとって戦力となりそうな新規カードは来るか?という点です。

統率者2017の新規カードは56枚。デッキ間で被るカードが無ければ1デッキあたり14枚新規カードが入ります。

特殊セットは下環境へのテコ入れ的存在でもあって、実際に過去の統率者シリーズを振り返ると漁る軟泥、真の名の宿敵、毒の濁流、封じ込める僧侶、狼狽の嵐、焦熱の合流点などレガシーでバリバリ活躍しているカードが沢山刷られています。

中には悪意の大梟や断片無き工作員のような新デッキを生み出してしまうカードすらありました。

ただ、その一方で予期せぬ不在や二重詠唱の魔道士のようなレガシーを意識して刷られたと思われるのに鳴かず飛ばずで終わったカードも少なくありません。

しかし、幸い(?)にもレガシーのゴブリンデッキは依然として旧枠カードばかりで構成されているので、現代のカードパワー基準でゴブリンデッキを強化するようなカードが14枚も刷られれば、全て箸にも棒にもかからない、なんていう可能性は低いでしょう。


●部族デッキへのテコ入れはR&Dにとっても都合がいい

現在のレガシー環境において部族デッキは肩身の狭い立場に追いやられています。

そのため特定デッキだけをピンポイントで強化する部族カードは、インフレを防ぐと共に環境変化を促すという意味でR&Dにとっても都合の良い存在です。

ネメシスや死儀礼のような部族関係なく投入できるカードはアレですが、部族シナジー前提のカード(銀エラ、焼却者など)であれば他所では悪用できないので健全な環境変化が期待できます。

そういうわけで統率者2017では部族デッキでしか使えないけどそのデッキで使うとかなり強い、みたいなカードが刷られるのではないかと個人的には思ってます。(というか、そうであってほしい)


●こんなカードがあったらいいな

統率者、及び下環境だけでスタンを考えなくていいならカードデザインの幅は一気に広がります。

特に新規の多相スペルや、魂の洞窟系統のような部族デッキ支援土地は通常セットでは中々収録できないと思うので、是非入れてほしいところ。

例えば魂の洞窟の「打ち消されない」が「速攻」になった土地が来れば多くの部族デッキが大幅強化されるでしょう。

そこまで贅沢を言わなくてもゴブリンは赤単であれば土地枠もギリギリ余裕があるので、同盟者の宿営地や精霊龍の安息地のような専用土地が来てくれるだけでも万々歳です。


とにかく統率者2017には強力な新ゴブリンの登場を期待せずにはいられません。たのしみです。
【霊気紛争】レガシーのゴブリンにおける《金属ミミック/Metallic Mimic》の可能性について考察
【霊気紛争】レガシーのゴブリンにおける《金属ミミック/Metallic Mimic》の可能性について考察
【霊気紛争】レガシーのゴブリンにおける《金属ミミック/Metallic Mimic》の可能性について考察
あっという間に公開された霊気紛争のフルスポイラー
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/aether-revolt

新規カードは12月からぼちぼち公開されていたとはいえ、プレビューウィークが一週間しかなかったのでとても駆け足でしたね。


前回のエントリー(12月26日)で「来年もゴブリンにとってより良い状況になることを願うばかりです。」と書いたのも束の間、そこからわずか一週間後にゴブリンに入りそうなカードお披露目されました。

ご存じ金属ミミックです。

----------------------------------------

金属ミミック/Metallic Mimic ②

アーティファクトクリーチャー 多相の戦士

金属ミミックが戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを一つ選ぶ。

金属ミミックは、他のタイプに加えてその選ばれたタイプでもある。

あなたがコントロールする選ばれたタイプを持つ他の各クリーチャーはそれぞれ、+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。

2/1

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アトランティスの王に憧れてゴブリンも長い間2マナロードを欲していたのですが、その願いが2017年になってようやく実現しました。

従僕のブロッカーとして出てきた死儀礼・石鍛冶をブチ抜けないのが癪ではありますが、除去られても+1/+1カウンターは残るので酋長の下位互換というわけではありません。


そこで、この数日間は金属ミミックを入れたゴブリンの一人回しにずっと励んでいました。


案① 赤単タッチ黒緑 金属ミミックゴブリン

●メインボード
4 《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
4 《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
4 《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
3 《金属ミミック/Metallic Mimic》
3 《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
2 《騒乱の発端、グレンゾ/Grenzo, Havoc Raiser》
2 《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》
2 《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》
1 《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
1 《棘鞭使い/Stingscourger》
1 《火花鍛冶/Sparksmith》
1 《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》
1 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》
1 《稲妻造り士/Lightning Crafter》
1 《タクタクの潰し屋/Tuktuk Scrapper》
1 《ヤスデ団/Earwig Squad》

4 《霊気の薬瓶/AEther Vial》
1 《タール火/Tarfire》

4 《山/Mountain》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4 《リシャーダの港/Rishadan Port》
3 《不毛の大地/Wasteland》
2 《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment》
1 《Taiga》
1 《Badlands》

●サイドボード
4 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《血染めの月/Blood Moon》
2 《Pyrokinesis》
2 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan》
1 《稲妻造り士/Lightning Crafter》
1 《猪牙のしもべ/Boartusk Liege》
1 《真髄の針/Pithing Nedle》
1 《三なる宝珠/Trinisphere》



案② 赤単タッチ緑 熟練金属ゴブリン

●メインボード
4 《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
4 《ゴブリンの熟練煽動者/Goblin Rabblemaster》
4 《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
3 《金属ミミック/Metallic Mimic》
3 《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》
3 《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》
2 《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
2 《棘鞭使い/Stingscourger》
2 《騒乱の発端、グレンゾGrenzo,Havoc Raiser》
2 《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
2 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》

4 《霊気の薬瓶/AEther Vial》
2 《タール火/Tarfire》

4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4 《くすぶる劣塔Smoldering Spires》
3 《リシャーダの港/Rishadan Port》
3 《不毛の大地/Wasteland》
3 《Taiga》
2 《山/Mountain》

●サイドボード
4 《虚空の杯/Chalice of the Void》
3 《血染めの月/Blood Moon》
2 《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan》
2 《稲妻造り士/Lightning Crafter》
2 《Pyrokinesis》
1 《真髄の針Pithing Needle》
1 《三なる宝珠/Trinisphere》



虚空の杯が“守りの2ターン目アクション”だとすれば金属ミミックは“攻めの2ターン目アクション”です。

ゴブリンは分類上ビートダウンにあたるので、金属ミミックは虚空の杯よりもデッキコンセプトには合致しています。

虚空の杯と金属ミミック、どちらも選択肢としてアリならば後者を選んだ方が理に叶っているのは間違いなさそうです。

そこで正月休みも返上して金属ミミックを試してみたところ・・・・・・

































駄目でした。



何回一人回しをやっても満足いく結果は得られませんでした。

理由は二つ


1、金属ミミックのカードとしてのインパクトが虚空の杯より劣っている

2、横並べ戦略がパワーデッキ溢れる今のレガシー環境では通用しない



虚空の杯は2T目に設置できてしまえば多くの相手に有利になります。実質2Killすらあります。

ですが金属ミミックはそうではありません。

除去られず後続をどんどん展開することが必要不可欠で、仮に上手く事が運んでもそれでDeath and Tax、Eldrazi、BUG Cascade等の虚空の杯が効果的でない相手を圧倒できるかといえばそんなことも無さそうです。

従僕に除去を打たせてからーの金属ミミック→熟練煽動者も見た目上は良さそうですが、実践でどれだけ通用するものやら甚だ疑問です。

フツーに『①R 2/1 ゴブリン あなたのコントロールする他のゴブリンは+1/+1修正を受ける』とかだったら話は全く変わったと思うんですけどねえ・・・

場に出ればゴブリンなので焼却者のカウントに入ったり酋長で自身が強化される点は加点対象なのですが、イマイチな感は拭えません。

というか金属ミミックがゴブリンにとってアリなカードなら、形は違えど同じ2マナ全体強化の共同の功績だって多少は使われていてもよさそうです。

しかし、現実はというと共同の功績を入れたゴブリンなんて現在全く見ません。(2005年~2007年くらいのゴブリンはちょいちょい入れてましたけど)

そのことからも金属ミミックはゴブリンで使うのはちょっと厳しいんじゃないかと思いました。



・・・というわけで、今回の金属ミミックを通じて、今後も勝ちを狙いにいくならメインに虚空の杯を突っ込んだチャリスゴブリンを握るのがベストだと再認識しました。(特にオチ無し)
【カラデシュ】新カード、密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copterをレガシーのゴブリンに入れて一人回ししてみた感想など
【カラデシュ】新カード、密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copterをレガシーのゴブリンに入れて一人回ししてみた感想など

Smuggler’s Copter /密輸人の回転翼機  (2)
アーティファクト 機体

飛行
密輸人の回転翼機が攻撃かブロックに参加したとき、あなたはカードを1枚引いてもよい。そうしたならカードを1枚捨てる
搭乗1

3/3

■ヘリコプターゴブリン

●メインボード
4 《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
4 《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
3 《騒乱の発端、グレンゾ/Grenzo,Havoc Raiser》
3 《ゴブリンの熟練煽動者/Goblin Rabblemaster》
3 《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》
3 《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》
2 《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
2 《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
1 《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
1 《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》
1 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》
1 《稲妻造り士/Lightning Crafter》

4 《霊気の薬瓶/AEther Vial》
3 《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
2 《タール火/Tarfire》

4 《くすぶる劣塔/Smoldering Spires》
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
3 《リシャーダの港/Rishadan Port》
3 《不毛の大地/Wasteland》
3 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3 《Plateau》
2 《山/Mountain》
1 《Badlands》

●サイドボード
4 《虚空の杯/Chalice of the Void》
3 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《真髄の針/Pithing Needle》
2 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
2 《Pyrokinesis》
1 《タクタクの潰し屋/Tuktuk Scrapper》
1 《ヤスデ団/Earwig Squad》


「ヘリコプターゴブリン」という字面から漂うゴミっぽさといったら・・・

ゴブリン×乗り物といえば爆発オチしか想像できないのですが、一人回ししてみたらそこそこ遊べそうな感じはしたので思ったことを備忘録的に書いておきます。



■1、豊富なシナジー

● 密輸人の回転翼機 × ゴブリンの熟練煽動者

カラデシュで新たに登場した機体カードは一度に何人乗ってもよいルールです。

そのため熟練煽動者のせいで万歳アタックになってしまう時はゴブリンをヘリコプターに全て乗せれば(タップ状態にすれば)攻撃できなくなるので結果的に無駄死を回避できます。

しかもただ単に戦闘フェイズを飛ばすのではなく、空からリクルーティング付き3点パンチは入れているので対戦相手にダメージレースを強要することができます。

空から攻められている以上、相手としては地上のタルモなどをアタッカーに回さなければいけないのですが、こちらの場には熟練煽動者がいるので殴れば返しのターンで大ダメージを受けることは必至。

その結果相手のクリーチャーをブロッカーにもアタッカーにも回せない、という状況に追い込むことができます。

これはNic Fitの老練の探険者なんかには凄く効果的ですよね。

さらにこちらのゴブリン・トークンは毎ターン増えていくので、熟練煽動者かヘリコプターのどちらかを除去れない限りライフだけでなく盤面でも状況は悪化していくばかりです。

例えるなら『前門のヘリコプター・後門の熟練煽動者』といった感じでしょうか。


● 密輸人の回転翼機 × 騒乱の発端、グレンゾ

ヘリコプターは地べたを這いずり回るゴブリンと違って空を飛んでいるので、グレンゾのサボタージュ能力とは相性バツグンです。

1T目薬瓶。2T目ヘリコプター。3T目薬瓶からグレンゾ、ヘリコプターに搭乗してアタック、みたいな動きはグレンゾを絡めた展開の中でもはかなり強く、盤面の主導権を握るのに貢献してくれます。

この流れから4T目、薬瓶→熟練煽動者→アタック→誘発3回!みたいな展開になったら最高ですよね。

あと、細かいところだとハンドでダブついた2枚目以降のグレンゾをディスカードで処理できる点も◎


熟練煽動者とグレンゾはそれぞれ互いにシナジーしあっていましたが、ヘリコプターはそのどちらとも相互シナジーを形成するので、見た目以上に強く運用できそうな感じはしました。

グレンゾとゴブリン・トークンを寝かせてヘリコプターでアタック、使嗾誘発で返しのターンに熟練煽動者で大ダメージ、なんて動きはヘリコプターが登場したからこそできるようになったわけで美しさすら感じます。



■2、マナベースにかかる負担の軽減

熟練煽動者やグレンゾを最大限活用するには土地基盤をいじくって多少の無理をしなければいけませんでした。

具体的にはグレンゾを安定2T目運用するなら赤マナソースは多めに欲しいので不毛と港を減らさなけばいけませんでした。

また、熟練煽動者は場に出るのが1ターン早いか遅いかで強さに天と地ほどの差があるので古の墳墓は積極投入したいところ。

両者とも金属モックスと相性が良いのでディスアドですがここにも枚数は割きたたかったわけです。

しかし、どれだけグレンゾと熟練煽動者に焦点を当てようが、ゴブリンデッキは全体で見ればしょせんは中速デッキ。

赤マナソースを増やしたり墳墓やモックスを積極採用すると、グレンゾ・熟練煽動者を引けなかった(すぐ除去された)時にそのデメリットが無視できないレベルで重くのしかかります。

特にサイドから除去がたっぷり積まれるG2以降はこの傾向がより顕著に現れます。


そこで密輸人の回転翼機の出番です。

ヘリコプターがあれば熟練煽動者は高速で出さなくても万歳アタックしにくい場面が増えるので、墳墓で無理な加速をしなくても安定した運用が可能になります。

グレンゾは上で書いたようにハンドにヘリコプターがあれば2T目はそちらを優先して出すくらいなので赤マナソース多めの縛りからも解放されます。

この結果、不毛・港を従来と同じ枚数だけ取ることも可能になり、エルドラージ・sneakshow耐性の維持や中盤以降のマナフラでダレることが減りました。



■3、アタッカーとして非常に優秀

そもそも2マナ3/3飛行+リクルーティングというスペックがとても優秀だと感じました。

これはデルバー・セラアベ相当なので強いといえば強いのは当然ですが、ゴブリンはデッキ構造上、これをより強く運用できるようになっています。


グレンゾの考察ページ(http://aiueoaiueo.diarynote.jp/201608192109459548/)で「グレンゾは避雷針として優秀」と書きましたが、グレンゾや熟練煽動者が除去を引き付けてくれるお陰で、ヘリコプターが3点クロックとして仕事をする可能性が上がっています。

ヘリコプターは稲妻も剣鋤も衰微もどれも効くので初見ではとても脆いように思えます。

しかし、それら除去はヘリコプターより危険なゴブリンへ優先的に向けられるのでヘリコプターは後回しにされがちです。

その結果、コツコツクロックを刻んで気付いたら相手のライフは危険水準・・・なんていう今までとは別ベクトルからプレッシャーをかける事が出来るようになりました。

従来、ゴブリンデッキのクリーチャーはどれもシナジーありきだったので、盤面で一番強いゴブリンが除去されて壁クリーチャーを置かれると途端に殴れなくなる事態が多発していました。

具体的には酋長が除去られてこちらのクリーチャーは従僕・従僕・女看守。相手の場には死儀礼、みたいな。

ところが、ヘリコプターならそんな悩みもなんのその。

既存のゴブリン(地上・小粒・横のシナジー前提)とは全く別軸の攻め方(空中・中粒・単体運用前提)をするので除去でどれだけゴブリンシナジーをズタズタにされようが搭乗用のゴブリン1匹さえ残っていれば確実に仕事をこなしてくれます。

それでいてグレンゾや熟練煽動者が生き残っていればそれらとシナジーを形成するのだから、強いわけです。

・除去されない(他に除去すべきクリーチャーが多いので)
・ブロックされない(飛行のおかげで)

上記二点から、ゴブリンにおけるヘリコプターはある意味真の名の宿敵である、といってもいいかもしれません。

いや、最速ネメシスより2ターンも早く殴り始めることやリクルーティング能力があることを加味すると、もしかしたらネメシス以上かもしれませんね。



■4、不要牌をディスカードできる。(9月27日追記)

リクルーティング能力が不要牌をディスカードできるなんて“雨が降ると天気が悪い”並に当たり前すぎて最初は取り上げるまでもないと思っていました。

しかし、いざ実際に一人回しをしてみるとゴブリンについてはこれが滅茶苦茶重要ではないかと思うようになりました。

なぜならゴブリンはタール火・棘鞭使い・ゴブリンの名手・タクタクの潰し屋といった相手によってはモンス以下のカードをメインボードに積まざるをえず、ひとたびそれがハンドに来てしまったらプレイする以外に処理方法が無いからです。

青いデッキのように渦まく知識で戻したりWillの弾にすることはできませんし、BG系デッキのようにリリアナで捨てることも出来ません。


“相手によっては腐るカードをメインに入れていて、それがハンドに来てしまったときの処理方法がないデッキ”はゴブリンに限らず、他にもDeath and Tax(剣を鋤)をはじめとして色々あります。

ですが、そういうデッキは元々アグロ的なデッキが多く、脇を固める他のカードも強いので有利な盤面になれば速やかにゲームを終わらせることが可能です。それ故ゲームが間延びして不要牌を複数枚引く機会も少なく、問題が顕在化しづらいという側面がありました。


これに対してゴブリンはコントロール的に振る舞うマッチアップが多いにも関わらず、ひとたびハンドに吸い付いてしまった不要牌の処理方法がプレイする以外に無い、という厄介なデッキです。

ただでさえ1枚1枚のカードパワーが低いゴブリンはシナジー全体で勝たなければならないデッキなので、そこに与しないカードは本当にいらない子なわけです。


これは極端な例ですが、対Miracleで終末の返しに切り札の首謀者で【タール火・棘鞭使い・ゴブリンの名手・タクタクの潰し屋】とめくれたら多分そのゲームは落とします。

そうでなくても【薬瓶、従僕、棘鞭使い、首謀者、タクタク、土地、土地】のような初手をキープして相手が1T目にTundra→独楽と動いてきたらダブマリしているようなものです。

したがってこれら無駄牌を有効牌に変換できる密輸人の回転翼機のリクルーティング能力は本当にありがたく感じます。



■5、戦闘時の除去の後出しに強い(9月27日追記)

密輸人の回転翼機はアタック・ブロックした時点でリクルーティングが誘発するので相手としては除去はなるべく戦闘フェイズ前に打ちたいもの。

しかし戦闘前に除去が打たれればこちらのアタックに除去を合わせてシャクられる可能性が減るので、群衆追いなどをアタックに回すかどうか後出しで選ぶことができます。


ゴブリンユーザーなら全軍アタックした所に群衆追いに除去を打たれて小粒をタルモでブロックされてアド損した・・・という体験は何度も経験したことがあるはずですが、それを未然に防ぐことが可能になります。

除去を握っていそうな相手が密輸人の回転翼機に除去を打ってフルタップしたらこちらもオールインすればいいし、密輸人の回転翼機をクリーチャー化したのに除去をそれに打たないようであれば密輸人の回転翼機だけで殴ればいいわけです。


今まで悩みの種だった群衆追いに関するやり取りに密輸人の回転翼機が加われば不利が解消されるというわけです。



■6、密輸人の回転翼機の弱点(9月27日追記)

密輸人の回転翼機は上で挙げたようにゴブリンの熟練煽動者や騒乱の発端、グレンゾと相性が良いので現代ゴブリンにおけるマスターピースのようにすら感じられます。

しかし、そんな密輸人の回転翼機にももちろん弱点はあります。


それはデッキ内における非ゴブリンスペルの枠を取ってしまう、という点です。


現在のレガシーにおけるゴブリンデッキはサイドボード15枚で勝つことは難しく、18枚ないし17枚はサイド枠がなければTier1とやりあうことは不可能です。

そこで、多くのゴブリンユーザーは通常であればサイドが定位置のカードをメインボードに昇格させてこの問題の解決を試みています。

具体的には虚空の杯やPyrokinesisなどがこれにあたります。(※他にも細かいところだと大祖師の遺産とか歪める嘆きとか色々ありますが、挙げだしたらキリがないので省略します)


Pyrokinesisはハイスペッククリーチャーが跋扈する現代レガシーにおいて後手後手に回りやすいゴブリンデッキのテンポを補うと共に、従僕や群衆追い、グレンゾのための道を開けるという二点でゴブリンにマッチしています。

虚空の杯は代々弱かったゴブリンデッキの2マナ枠を埋めて初手のキープ率を上げると共に、低マナ圏に寄せたデッキばかりのレガシーでは刺さる相手の多さからメインに昇格した1枚です。

この二つはどちらもゴブリンに非常にマッチしており、ゴブリンカウントを減らしてまでもメインボードに入れる価値のある非ゴブリンスペルとして重宝されてきました。


ところが、密輸人の回転翼機にはこの2枚が担っていた役割を果たすことはできません。


Pyrokinesisであれば2T目の石鍛冶や難題に(アド損とはいえ)対処はできていますが、密輸人の回転翼機ではこうはいきません。

虚空の杯であればミラクルやテンポデッキ相手に高確率でカウンターを引き出せますし、対コンボは言わずもがな、です。

しかし密輸人の回転翼機ではこうはいきません。



密輸人の回転翼機はあくまでゴブリンの元々の性質を後押しして伸ばすだけのカードであって、出来なかったことをできるようにするPyrokinesisや虚空の杯とはそもそも性質が異なります。

そのため密輸人の回転翼機を入れるとゴブリンカウントの都合からPyrokinesisや虚空の杯はサイドに落とさざるを得ず、サイドは15枚で勝負しなければならくなります。


もちろん、密輸人の回転翼機を入れることでゴブリンのデッキパワーが上がってそれによって今まで落としていたゲームを拾えるようになる可能性もありますが、これは対フェアデッキに限った話。

対コンボ戦でのラッキーWinは無くなりますし、きっちり拾わなければならない対Miracle戦も虚空の杯をメインに入れている構成と比べればうっかり落とす確率も上がるはずです。

そういう意味で密輸人の回転翼機も手放しで褒められるカードというわけではなさそうです。



■7、おわりに

最初にこのエントリーをUPしたのが12日(月)。そこから一人回しを経て思ったことを追記したらかなり長くなりました。

グレンゾの興奮も冷めやらぬところ、間を置かずゴブリンデッキ遊べそうなオモチャが登場して嬉しい限りです。


密輸人の回転翼機はスタン目線でも相当やりおるようで、発売前の時点でグイグイ値段が上がっているそうなのでやっぱり強いんでしょうね。



そろそろブログタイトルを『レガシーのゴブリンに関する日記』から『レガシーのゴブリンに関する妄言を書く日記』に変更した方がいいかもしれませんね



●9月13日(火)追記
Smuggler’s Copterの日本語訳は『密輸業者のヘリコプター』ではなく『密輸人の回転翼機』だったので訂正しました。

回転翼機・・・回転翼機かぁ・・・
騒乱の発端、グレンゾを実際にレガシーで使ってみてた感触、思ったことなど
騒乱の発端、グレンゾを実際にレガシーで使ってみてた感触、思ったことなど
騒乱の発端、グレンゾを実際にレガシーで使ってみてた感触、思ったことなど
夜なべして書いた記事消えた/(^o^)\

ので、ざっくりと箇条書きで。



●グレンゾを実際に使ってみた感想

・グレンゾが相手に与えるプレッシャーは半端ない(これはコンスピ発売当日だったからかもしれませんが)→そのためグレンゾにヘイトが集中する→結果的にグレンゾが避雷針になることで後続の重要なゴブリンが生き残るパターンが増えた

・グレンゾに関するプレイングは別に難しくなかった(これは構築によりけりだと思いますが)

・たまにどーでもいいカードを捲って相手をアシストすることも

・首謀者  → 捲れなかったらどうしよう(不安)
 グレンゾ → 何か良いカード捲れないかな(ワクワク)
 首謀者と比べてグレンゾは精神衛生上とても良い



●今考えているゴブリン


①グレンゾ+熟練煽動者タイプ

金曜日に使ったグレンゾ4枚から構築を始めたゴブリンデッキ↓です。

●メインデッキ
4 《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
4 《騒乱の発端、グレンゾ/Grenzo,Havoc Raiser》
4 《ゴブリンの熟練煽動者/Goblin Rabblemaster》
4 《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
3 《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
3 《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》
3 《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》
2 《棘鞭使い/Stingscourger》
2 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》

4 《霊気の薬瓶/AEther Vial》
2《金属モックス/Chrome Mox》
2《タール火/Tarfire》
2 《Pyrokinesis》

4 《山/Mountain》
4 《くすぶる劣塔/Smoldering Spires》
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
2 《鋭き砂岩/Sandstone Needle》
2 《血に染まりし城砦、真火/Shinka, the Bloodsoaked Keep》
1 《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》

●サイドボード
4 《虚空の杯/Chalice of the Void》
4《大祖師の遺産/Relic of Projenitus》
2《真髄の針/Pithing Needle》
2《ウルドのオベリスク/Obelisk of Urd》
2《タクタクの潰し屋/Tuktuk Scrapper》
1《Goblin Caves》



一般的なゴブリンデッキには入っていないカードもそれぞれが網の目状にシナジーを形成しているので見た目以上に回ります。グレンゾ4枚から構築を始めただけあって、結構な確率で相手トップをパクれます。

赤単ゴブリンのくせに理論上は2ターン目精神を刻むものジェイス、キャストもあり得るので使っていて一番楽しいゴブリンであることは間違いありません。


グレンゾ特化型の構築はゴブリンの熟練煽動者も重要なパーツです。

これまでもゴブリンデッキに熟練煽動者を入れる案自体はあったのですが、中途半端に数枚入れるだけではデッキの方向性と噛み合わないので使いどころが難しく、かといってコレを中心に据えた構築をするとそれを引かなかったor除去された時に一気に苦しくなるので実用的ではありませんでした。(画像2)


しかし、熟練煽動者と相性の良いカードはことごとくグレンゾとも相性が良いため、これをガン積みすることで熟練煽動者を除去られた→ggというこれまでの負け筋が減り、実用化まで至りました。(画像3)


グレンゾと熟練煽動者は互いが互いを支え合うモッツァレラチーズとトマトのサラダにおけるチーズとトマトの関係のようなものなので、それも両者をガン積する理由になりました。

細かいところだと棘鞭使いあたりは熟練煽動者のためだけに増量するのは得策とはいえませんでしたが、グレンゾまで入ると単独運用する機会もグッと減るので増量する理由になります。

そして何より熟練煽動者を入れることで近年はあまり仕事をさせてもらえてなかった焼却者が再び輝くようになりましたし、女看守のカードパワーの低さを熟練煽動者が補い、女看守で取っていたはずのアドバンテージの穴をグレンゾが埋めるという理に叶った形に仕上げることができるようになりました。


マナブーストを手に入れて弱いカードを排してパワーカードを手に入れてアドバンテージの不足分も穴埋めできる・・・

と、書くと理論上最強のゴブリンであるかのように思えますが、もちろんそんなことはありません。


その理由はゴブリン最大の強みであったミラクル耐性を完全に捨て去っていることにあります。

いくら既存のゴブリンより見た目上強くなっていたとしても、ミラクルに勝てないのであればそれは勝ちに行く大会で使用に値するデッキとは言い難いでしょう。

そのため今後大会ででこれを使うかどうかといえば・・・まー使わないと思います。




②通常のゴブリン+グレンゾタイプ

既存のゴブリンデッキにグレンゾを入れたものです。

バランスはこれが最も良いように思います。

ポイントはグレンゾのためにベーシックな「赤マナソース16枚、無色土地7枚」のマナベースからを無色土地を2枚減らしている点です。

今のところグレンゾを入れるメリットは無色土地2枚を減らすデメリットを完全に上回っているように感じるのでGP千葉はこれで行くと思います。

というか、日曜夜の時点で完璧に満足いく75枚が出来たので今すぐGPを開催してほしいくらいです。カラデシュで別のデッキが強化されても嫌ですし。




③メイン虚空の杯タイプ

去年からよく使っている虚空の杯をメインに入れた型に銀玉用としてグレンゾを1枚突っ込んだだけです。

虚空の杯を採用しているのに加えて港+不毛を沢山取っているのでどんな相手にもメインからワンチャンあります。

ただし、グレンゾは虚空の杯と相性が悪いのに加えてデッキ自体が防御的な構成なのでサボタージュ能力も誘発させずらいのが難点

この型でいくならぶっちゃけグレンゾは必要ないんじゃないかなーとも思っています。




一旦消えてしまったのでザックリ書くつもりが結局長くなってしまいました
(ヽ´ん`)
【戦乱のゼンディカー】レガシーのゴブリンから見た戦乱のゼンディカー
【戦乱のゼンディカー】レガシーのゴブリンから見た戦乱のゼンディカー
【戦乱のゼンディカー】レガシーのゴブリンから見た戦乱のゼンディカー
2時間ほど前、戦乱のゼンディカーのフルスポイラーが発表されました。

いつも通りゴブリンに入りそうなカードがないかチェックしてみました。

そびえる尖頂 土地 C

限りなく”惜しい”存在。
『+1/+1先制修正』を『+1/+0修正、ターン終了時に対象になったクリーチャーを破壊する』に変更してでも良いから『アンタップイン』か『部族タイプ』を付けてほしいところでした。

くぅ~!!!!


荒廃した山峡 土地 U

青が6マナTサクッて2枚ドローだったので、赤は5マナで2点くらいだろうと予想したら本当にその予想が当たりました。

最初は「2マナくらいで起動できればレガシーで使えるのになぁ」と淡い期待を抱いてました。が、それだとスタン・モダン的にぶっ壊れなのでそんなのが許されるわけありませんでした。

ここまでくるとケルドの死滅都市でいいよねっていう


溶岩足の略奪者 R 1/2 C
今回登場した3枚のゴブリンのうちの1枚。

1マナ1/2  3マナでエンド時まで+2/+0修正

よくあるリミテ用のカードなのですが、見るべきはそのフレーバーやイラストではなく、1マナ1/2というマナレシオの高さです。

コモンの1マナゴブリンでマナレシオが1を超えるのは恐らくこれが初。

他のインフレしつづけるエルフやマーフォークの質にゴブリンもやっと一歩近づけたのかと思うと感慨深いものがあります。

このままいけば将来的には死儀礼に足止めされない&レガシーのゴブリンデッキに入る1マナゴブリン、が刷られる日もそう遠くない・・・かもしれませんね。





そんなわけで戦乱のゼンディカーに入りそうなゴブリンはありませんでした。
(^-^)

【マジックオリジン】 《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》が再録!!!!!!!!
おおおっ!?

スタンでは他のゴブリンがそこまで強くはないのでどれだけやれるかは未知数ですが、モダンのゴブリンはこれで強化されますね。

レガシー的には全く無関係ですが、ワクワクします。

白蘭もそうですが、こういった過去に燻し銀的な活躍をしていたクリーチャーが再録される傾向は喜ばしい限りです。
ゴブリン視点から見た戦乱のゼンディカーに期待するカード
ゴブリン視点から見た戦乱のゼンディカーに期待するカード
ゴブリン視点から見た戦乱のゼンディカーに期待するカード
そういえば3月の頭にあったPaxで今秋の大型ブロック、戦乱のゼンディカーが発表されました。

ゼンディカーといえばそこそこ部族をフューチャーしたセットで、コー、マーフォーク、吸血鬼、ゴブリン、エルフが各色に対応して収録されていました。

参考
http://magic.wizards.com/ja/story/planes/zendeika-0

今回はエルドラージの話がメインなので各部族がフィーチャーされることも前回と比べると少ないと思いますが、それでも赤の代表的な部族にゴブリンが選ばれている以上、否が応にも期待は高まります。

そこで、今回は戦乱のゼンディカーに収録されるゴブリンがどんなものなかを、前回のゼンディカーブロックのゴブリンを振り返りながら予想したいと思います。


●ゼンディカー

《ゴブリンの奇襲隊》{R}
クリーチャー ― ゴブリン・戦士 1/1

キッカー{R}(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{R}を支払ってもよい。)
ゴブリンの奇襲隊が戦場に出たとき、それがキッカーされている場合、あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともに速攻を得る。


《ゴブリンの先達》{R}
クリーチャー ― ゴブリン・スカウト 2/2

速攻
ゴブリンの先達が攻撃するたび、防御プレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。それが土地カードである場合、そのプレイヤーはそれを自分の手札に加える。


《ゴブリンの廃墟飛ばし》 {2}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・シャーマン 2/1

キッカー{R}(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{R}を支払ってもよい。)
速攻
ゴブリンの廃墟飛ばしが戦場に出たとき、それがキッカーされている場合、基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。


《ゴブリンの近道抜け》{1}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・スカウト 2/1

ゴブリンの近道抜けが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。


《松明投げ》{2}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・シャーマン 2/2

キッカー{1}{R}(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1}{R}を支払ってもよい。)
松明投げが戦場に出たとき、それがキッカーされている場合、クリーチャー1体を対象とする。松明投げはそれに2点のダメージを与える。


《タクタクの唸り屋》 {4}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・戦士・同盟者 2/2

速攻
タクタクの唸り屋か他の同盟者が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはタクタクの唸り屋の上に+1/+1カウンターを1個置いてもよい。


《巣穴の煽動者》 {R}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・狂戦士 1/1

二段攻撃
巣穴の煽動者がいずれかの対戦相手にダメージを与えるたび、あなたはあなたの手札にあるゴブリン・クリーチャー・カードを1枚戦場に出してもよい。


●ワールドウェイク

《バザールの交易商人》 {1}{R}
クリーチャー ― ゴブリン 1/1

{T}:プレイヤー1人と、あなたがコントロールするアーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを対象とする。その前者はその後者のコントロールを得る。


《ゴブリンの荒くれ乗り》{2}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・騎士 3/2


《よだれ流しの虚身》{1}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・ゾンビ 2/1

よだれ流しの虚身がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたが沼をコントロールしている場合、あなたは「そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。」を選んでもよい。


《タクタクの潰し屋》 {3}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・工匠・同盟者 2/2

タクタクの潰し屋か他の同盟者があなたのコントロール下で戦場に出るたび、アーティファクト1つを対象とする。あなたはそれを破壊してもよい。そのアーティファクトがこれによりいずれかの墓地に置かれた場合、タクタクの潰し屋はそのアーティファクトのコントローラーに、あなたがコントロールする同盟者の総数に等しい点数のダメージを与える。


●エルドラージ覚醒

《戦装飾のシャーマン》{3}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・シャーマン 2/2

あなたのターンの戦闘の開始時に、クリーチャー1体を対象とする。あなたは「それはターン終了時まで+2/+0の修整を受ける」を選んでもよい。


《ゴブリンの付け火屋》{R}
クリーチャー ― ゴブリン・シャーマン 1/1

ゴブリンの付け火屋が場からいずれかの墓地に置かれたとき、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。あなたは「ゴブリンの付け火屋はそれに1点のダメージを与える。」を選んでもよい。


《ゴブリンのトンネル掘り》{1}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・ならず者 1/1

{T}:パワーが2以下のクリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。


《グロータグの包囲抜け》{1}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・ならず者 2/1

{R},グロータグの包囲抜けを生け贄に捧げる:防衛を持つクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。グロータグの包囲抜けはそのクリーチャーのコントローラーに2点のダメージを与える。


《溶岩気の発動者》{2}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・シャーマン 2/2

{8}:あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+3/+0の修整を受ける。


《探検家タクタク》{2}{R}
伝説のクリーチャー ― ゴブリン 1/1

速攻
探検家タクタクが戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、「復活のタクタク」という名前の無色の5/5の伝説のゴブリン・ゴーレム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。


思ってたよりも少なかったです。
しかし数の割にはそこそこの粒揃いで「あと一声!」というゴブリンも決して少なくありません。

もちろん、これには当時のカードパワーの基準の関係もありますが、先達を筆頭に構築実績のあるゴブリンがここまでいる次元となると、結構期待ができそうです。

ただ、この一覧を見て分かるように、ゼンディカーのゴブリン(近年のゴブリンも)はどちらかと言えば単体運用を前提とした脳筋系カードばかりなので、戦乱のゼンディカーでレガシーのゴブリンに入るようなトリッキーなカードが刷られるとは考えにくいのが現状です。

そこで、発想を変えて今度はゼンディカーのテーマである“土地”に着目してみたいと思います。

土地のレア枠は対抗色フェッチで5枚が埋まる確定だと思いますが、そういえばゼンディカーにはもう5枚、レア土地が存在しました。

《空の遺跡、エメリア》
《水の帳、マゴーシ》
《アガディームの墓所》
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》
《巨森、オラン=リーフ》

全てタップインではありますが、色マナが出て各色1枚づつ存在しています。
そして、ゼンディカーには各色に対応する部族がいる・・・この符号が意味するものは・・・!

●新・ゴブリンの穴ぐら   土地
~が戦場に出るに際し、あなたはあなたの手札からゴブリン・カードを1枚公開してもよい。そうしない場合、~はタップ状態で戦場に出る。
(T):あなたのマナ・プールに(赤)を加える。
(T):ゴブリン・クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。


超欲しい。

仮にこれが強制タップインだったとしても、今のゴブリン的に喉から手が出るほど欲しいカードであることに違いはありません。たった1体の死儀礼にこちらの1/1が全部止められるのはもう疲れました
(ヽ´ん`)

つい最近、エレメンタルを支援する炎族の村のような土地が刷られたのだから、他の部族支援土地が今後刷られたとしても違和感は無いはず。こういう土地来ないかなぁ・・・


@追記
余談ですが、エルドラージ覚醒にて鳴り物入りで登場した珊瑚兜の司令官も今やマーフォークでは全く見なくなりましたね。ほぼ同期のタクタクの潰し屋は未だに現役バリバリなのに・・・

こんなところからも露骨な部族格差が伺えます
【タルキール龍記伝】ただれたゴブリンの上位互換、よろめくゴブリンが登場!
【タルキール龍記伝】ただれたゴブリンの上位互換、よろめくゴブリンが登場!
【タルキール龍記伝】ただれたゴブリンの上位互換、よろめくゴブリンが登場!
最近のMTGらしからぬグロいイラスト

ただれたゴブリンといえば、MTG初の黒いゴブリンとして有名で、ONS当時はブロック構築でゾンビが使っていました。

当時のゴブリンは探鉱者やそり乗り、火花鍛冶などを多用する為、これを出されると簡単に1:2交換されてしまうのが厄介でしたね。

そんなただれたゴブリンですが、実は今まで上位互換と呼べるカードがありませんでした。そのため今回のよろめくゴブリンの登場は中々感慨深いものがあります。

イラストも最近のMTGらしからぬグロ成分強めでいい感じ。今後もゴブリンはこっち系のリアル路線を突き進んでほしいものです。


【運命再編】運命再編から1枚、ゴブリンの踵裂き
【運命再編】運命再編から1枚、ゴブリンの踵裂き
昨晩から遂に始まった運命再編のプレビュー。その中でキラリと光るカードがありました。


その名もゴブリンの踵裂き

最初は

”コイツの疾駆で従僕用の道を開けて、ハンドに戻ったところを従僕の誘発能力で出すとシナジー!”

・・・なーんて考えてましたが、疾駆でハンドに戻るのはターン終了時なのでこれはできませんでした。

ブロック不可はレガシーのゴブリン的にはかなり欲しい役割なので、レアリティを上げて「2マナ2/1 疾駆R」くらいだったら全くの別物だったのでしょうが、中々そう上手くはいかないみたいです。


何とも歯がゆい限りです。
【運命再編】運命再編から1枚公開。Valorous Stanceについて
【運命再編】運命再編から1枚公開。Valorous Stanceについて
レガシーのゴブリンに駄目でしょうか。

剣を鋤にだと相手が除去ハンドで来たときに腐ることがありますが、こちらであればその心配も不要。

相手がタルモを出していたら除去すればいいし、衰微を撃ってきたら破壊不能で守ればいいので腐ることが滅多にありません。


秘密を掘り下げる者と死儀礼のシャーマンが跋扈する今のレガシーでは・・・やっぱり無理でしょうか 

うーん
【統率者2014】封じ込める僧侶
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/en-day-1-2014-10-23

レガシーのゴブリンに入る新たな戦力はありませんでした。(規定路線)

ただ、フルスポの公開で去年の真の名の宿敵に続いてまたしてもレガシーレベルのカードが公開されました。

封じ込める僧侶 ①W
クリーチャー 人間・苦レリック
瞬速

トークンでないクリーチャーが場に出る際、それが唱えられていないならば代わりにそれをゲームから取り除く

2/2


・・・・・・・・・(’A`)

SneakShow対策に刷られたのは明らかですが、ゴブリンに対してもブッ刺さるという素敵仕様に溜息が止まりません。


真っ先にコレの投入が考えられるDeath and TaxはそもそもSneakShowに強いことと、薬瓶とアンチシナジーであることを考慮すると、もしかしたらそこまで使わないかもしれませんが・・・

問題はDeath and Tax以外の石鍛冶デッキやUW-Miracle・・・というか白を含むデッキ全般。

SneakShow対策に+αでDredgeやReanimate、MUD、Elves、Death and Taxを始めとした薬瓶デッキをたった1枚で手広くカバーできるのだからサイドカードとしては非常に優秀です。

というか、むしろSneakShow対策よりもその汎用性の高さを買われて多くの白が入ったデッキのサイドに席を見つけるのではないでしょうか

瞬速を持っているので隙ができず、しかもクロックにもなる妨害カードでかなり広範囲に効く・・・となれば色の合うデッキはこれを使わない理由はありません。


死体蹴りに続く死体蹴り。
11月以降もゴブリンの厳しい状況は続きそうです。


@追記
封じ込める僧侶が封じ込めるもの一覧

・SneakShow
 実物提示教育
 騙し打ち

・Elves
 自然の秩序
 緑の太陽の頂点

・Dredge
 イチョリッド
 ナルコメーバ
 戦慄の復活

・Reanimate
 死体発掘
 再活性
 動く死体

・MUD
 カルドーザの鍛冶場主

・Goblin
 霊気の薬瓶
 ゴブリンの従僕


現実的によく引っかかりそうなのはこのくらいでしょうか。超起源などマイナーなところまで挙げだせばキリが無さそうですが、とりあえずこんなところで。
【統率者2014】統率者2014に収録される赤いPW、Daretti, Scrap Savant
ローウィンで初めてPWが登場してから早7年。遂にMTG史上初となるゴブリンのPWが登場しました。
《Daretti, Scrap Savant》 (3)(赤)
タイプ:プレインズウォーカー - ダレッティ レアリティ:神話レア

[+2]:カードを最大2枚まで捨て、捨てた枚数分ドローする。
[-2]:アーティファクト1つを生け贄に捧げる。そうした場合、自分の墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象としそれを戦場に戻す。
[-10]:あなたは「アーティファクト1つが戦場からあなたの墓地に置かれるたび、そのカードを次の終了ステップの開始時に戦場に戻す。」の紋章を得る。
~は統率者として使用できる。

[3]

探検家タクタクや第三の道のフェルドンの時点で赤いPWはアーティファクト関連のものが来るのはある程度予想できましたが・・・いざ実物を見せられると、レガシーのゴブリンには全く関係の無いゴブリンでちょっと残念でしたね。

それにしても、今回の赤の統率者デッキがアーティファクトをテーマにしたものでPWもゴブリンであるならば、なぜ炎族の村だけエレメンタルを参照だったのでしょうか?

中途半端にエレメンタル要素を入れないでそこはゴブリン参照では駄目だったのでしょうか・・・

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